
SNSやYouTubeで見かける便利な工作グッズ、おゆまる。いざ使ってみたいと思って探し始めると、意外とどこに売ってるかわからなくて困った経験はありませんか。
私自身も子供と一緒にスーパーボールを作ろうと思い立ったものの、近所のダイソーやセリアを何軒回っても見つからずに途方に暮れたことがあります。おもちゃ売り場にあるのか、それとも文房具や手芸用品のコーナーなのか、店舗によって置き場所が違うのも悩ましいところですよね。
また、ネット上では廃盤になったという噂もちらほら見かけるため、本当にまだ買えるのか不安になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、私が実際に足を運んで調べた100均やホームセンターなどの実店舗の在庫状況から、確実に手に入れるための通販の活用法、さらには代用できる類似品の情報までを徹底的に解説します。
- ダイソーやセリアなどの100均における具体的な売り場と商品名の違い
- ホームセンターや文具店など確実に入手しやすい実店舗の傾向
- 通販サイトを利用して単色や大量セットをお得に購入する方法
- 型取りやハンドメイドで失敗しないための正しい使い方とコツ
おゆまるはどこに売ってる?100均や実店舗を調査
「おゆまる」が欲しいと思ったとき、まず真っ先に思い浮かぶのは100円ショップではないでしょうか。手軽に試せる価格ですし、店舗数も多いので便利ですよね。しかし、いざ店舗に行ってみると「あれ?どこにあるの?」と迷子になってしまうことがよくあります。
ここでは、ダイソー、セリア、キャンドゥといった主要な100均での取り扱い状況や、ホームセンターなどの実店舗での目撃情報を詳しくまとめていきます。店舗によって商品名が違ったり、売り場が異なったりする現状を整理していきましょう。
ダイソーのイロプラの売り場と在庫状況
まず、業界最大手のダイソーについてです。ダイソーでは「おゆまる」という商品名ではなく、「イロプラ(IROPLA)」という名称で販売されています。これはダイソーのプライベートブランド商品で、成分や使い勝手は本家のおゆまるとほぼ同じ熱可塑性エラストマーを使用しています。
私が複数のダイソー店舗を調査して分かったのは、売り場が店舗によってかなり流動的であるという点です。最も可能性が高いのは「おもちゃ・粘土コーナー」です。紙粘土やスライムなどが並んでいる棚の近くに、ひっそりとフックに掛けられていることが多いですね。しかし、店舗によっては「手芸・ハンドメイドコーナー」に置かれていることもあります。特にレジン用品の近くなどは要チェックです。
ダイソーで探す際のポイント
ダイソーの「イロプラ」は、クリア、黒、白といったベーシックな色が特に人気で、在庫切れを起こしやすい傾向にあります。見つけたら即買いするのが鉄則です。
また、在庫状況についても注意が必要です。ダイソーは商品の入れ替えが非常に激しいため、春休みや夏休みなどの工作シーズン前には大量に入荷されますが、それ以外の時期には棚自体が縮小されていることもあります。「イロプラ」のパッケージは透明な袋に入っており、中のスティック状の樹脂が見えるようになっています。色は非常にカラフルで、ラメ入りのものや蓄光タイプ(暗闇で光るもの)など、バリエーションが豊富なのもダイソーの特徴と言えるでしょう。
もし店頭で見つからない場合は、店員さんに「お湯で柔らかくなるプラスチック粘土はありますか?」と聞いてみるのが確実です。「おゆまる」という商品名だと通じない場合があるので、「イロプラ」という名前も覚えておくとスムーズですよ。
セリアのおゆプラはハンドメイド売り場へ
次に、おしゃれな雑貨やハンドメイド用品に強いセリアの状況を見てみましょう。セリアでも「おゆまる」に相当する商品が販売されていますが、商品名は「おゆプラ」であったり、店舗によっては本家のヒノデワシ製「おゆまる」がそのまま置いてあったりすることもあります。
セリアの場合、ダイソーとは異なり「ハンドメイド・クラフトコーナー」に置かれている確率が非常に高いです。特にレジン枠やシリコンモールドなどが並んでいるエリアを探すと見つけやすいでしょう。これは、セリアの客層が「子供の工作」としてだけでなく、「大人のハンドメイド素材」としておゆまるを求めていることを反映しているのかもしれません。
セリアのラインナップは、パステルカラーやクリアカラーなど、アクセサリー作りに使いやすい色が充実している印象です。推し活ブームの影響もあり、推しのイメージカラーで作る「推し色グッズ」の材料として購入する人も増えています。
セリアの商品の特徴
セリアの商品は2個入りや3個入りなどの少量パックが中心です。少しだけ試してみたいという初心者には最適ですが、大量に必要な場合は在庫数をしっかり確認する必要があります。
また、セリアでは時々パッケージのリニューアルが行われます。以前あった色がなくなっていたり、新しい色が追加されていたりするので、定期的に売り場をチェックするのが楽しい店舗でもあります。「セリア おゆまる 売り場」で検索する人が多いのも、この配置の分かりやすさと商品ラインナップの魅力ゆえでしょう。
キャンドゥやホームセンターの販売情報
ダイソーやセリアで見つからない場合、キャンドゥやワッツなどの他の100均、あるいはホームセンターや文具店が穴場になることがあります。
キャンドゥでも取り扱いはありますが、店舗数がダイソーほど多くないため、近くに店舗がある場合はラッキーと言えるでしょう。キャンドゥでは「おもちゃコーナー」に置かれていることが多い印象です。パッケージや色の種類は時期によって異なりますが、基本的な使い方は同じです。
一方、より確実に手に入れたいなら、文具店やバラエティショップ(ロフト、東急ハンズなど)がおすすめです。こちらではヒノデワシ製の純正「おゆまる」が販売されています。100均のような簡易パッケージではなく、プラスチックケースに入ったセット商品や、型抜き用の型が付属したキットとして売られていることが多いです。
| 店舗タイプ | 主な商品名 | 主な売り場 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ダイソー | イロプラ | おもちゃ/手芸 | 安価だが人気色は品薄になりがち |
| セリア | おゆプラ/おゆまる | ハンドメイド | おしゃれな色が多い、少量パック |
| 文具店/ハンズ | おゆまる(純正) | 工作/サイエンス | 定価だが品質・在庫が安定 |
| ホームセンター | 補修用樹脂など | 工具/補修材 | 実用的な補修材として置かれることも |
ホームセンターに関しては少し特殊です。文具コーナーに「おゆまる」として置かれている場合もありますが、工具・金物コーナーの「補修材」エリアに、同様の熱可塑性樹脂が「万能成形粘土」や「補修用プラスチック」といった堅い名前で並んでいることがあります。これらはグリップの作成やパーツの補修用として販売されており、容量が多くてコスパが良い場合もあります。「おゆまる」という名前にこだわらず、「熱で溶けるプラスチック」という視点で探すと、思わぬ発見があるかもしれません。
おゆまるの売り場がどこかわからない時
広い店舗の中で、小さなおゆまるのパックを探すのは宝探しのようなものです。「おゆまる どこ」とスマホで検索しながら店内を彷徨った経験があるのは私だけではないはずです。もし自力で見つけられない時は、迷わず店員さんに聞くのが解決への近道ですが、聞き方にはコツがあります。
単に「おゆまるありますか?」と聞いても、アルバイトの店員さんだと商品名を知らない可能性があります。また、PB商品(イロプラなど)を展開している店舗では、「おゆまる」という他社製品の名前では検索できないこともあります。
店員さんに聞くときの魔法のフレーズ
「お湯につけると柔らかくなる、プラスチックの粘土のような商品はありますか?」
このように用途と特徴を具体的に伝えることで、店員さんも「ああ、あそこのコーナーにあるやつだ」とピンときやすくなります。また、スマホで商品の画像を見せるのも非常に有効です。「これと同じような、お湯で遊ぶ粘土を探しています」と伝えれば、たとえ商品名が違っても売り場まで案内してくれるでしょう。
さらに、最近では各店舗のアプリや公式サイトで在庫検索ができる場合もあります。特にヨドバシカメラやハンズなどは在庫状況がネットで確認できるため、無駄足を防ぐためにも事前にチェックすることをおすすめします。
おゆまるが売ってない・廃盤の噂の真相
ネットで検索していると、「おゆまる 廃盤」「売ってない」というキーワードが出てきて不安になることがあります。結論から言うと、おゆまるという商品カテゴリー自体が消滅したわけではありません。ヒノデワシ製の純正品も、100均の類似品も、現在も製造・販売されています。
では、なぜ「廃盤」という噂が流れるのでしょうか。これにはいくつかの理由が考えられます。
- 店舗ごとの取り扱い終了: 特定の店舗やチェーン店が、売り上げが見込めないとして取り扱いを中止することがあります。近所の店から消えると「廃盤になった」と思い込んでしまいがちです。
- パッケージリニューアル: 100均商品は頻繁にパッケージが変わります。旧パッケージの商品が見当たらないことで、商品そのものがなくなったと誤解されるケースです。
- 特定色の欠品: 特にクリア(透明)などの人気色は、入荷してもすぐに売り切れてしまいます。棚が空っぽの状態が続くと「もう売っていないのか」という不安が広がります。
- 季節商品の扱い: 夏休みの工作シーズンが終わると、売り場が縮小されて倉庫に戻されることがあります。
情報の鮮度に注意
SNSなどで「廃盤になったらしい」という投稿を見かけても、それが「その店舗だけの話」なのか「メーカーの生産終了」なのかを見極める必要があります。現時点では、主要な通販サイトや大型店舗では問題なく購入可能です。
このように、一時的な「店頭不在」が「廃盤」という言葉に変換されて拡散されているのが実情です。もし近所の店舗で見つからなくても、諦めずに他の店舗や通販を探せば、ほぼ確実に入手できますので安心してください。
おゆまるはどこに売ってるか通販や代用品も解説
実店舗を回る時間がなかったり、特定の色が大量に必要だったりする場合は、ネット通販を利用するのが最も効率的です。また、「そもそもおゆまるじゃなくてもいいのでは?」という方のために、代用品についても詳しく解説します。
ここでは、Amazonや楽天市場などのECサイトでの購入メリットや、用途に合わせた賢い選び方、さらには100均で手に入る代用素材との比較を行っていきます。
Amazonや楽天なら単色やセットがある
通販サイトを利用する最大のメリットは、「欲しい色を、欲しい量だけ、確実に買える」ことです。実店舗では「セットの中に欲しい色が1本しか入っていない」「クリアだけ売り切れている」ということが多々ありますが、通販ならそのストレスから解放されます。
Amazonや楽天市場では、ヒノデワシ製の純正「おゆまる」を中心に、様々なバリエーションが販売されています。
- 全色セット: 12色や24色のセット商品は、子供へのプレゼントや、いろいろな色で作品作りを楽しみたい方に最適です。専用のケースに入っているものもあり、片付けも楽です。
- 単色セット: 「クリアだけ6本欲しい」「黒だけ大量に必要」といったニーズに応えるのが単色セットです。特に型取り用途ではクリアが大量に消費されるため、実店舗でちまちま集めるよりも、通販でまとめて買う方が結果的に安上がりになることもあります。
- 業務用サイズ: 一般的なスティックタイプだけでなく、粒状(ペレット状)になった大容量パックも販売されています。これは主に工業用やプロの作家向けですが、頻繁に使用するヘビーユーザーなら検討の価値ありです。
送料に注意
単価が安い商品なので、通販では送料がかかってしまうのがネックです。Amazonのプライム会員であれば送料無料の商品を選んだり、楽天であれば「39ショップ(3980円以上で送料無料)」を利用して他の文具などとまとめ買いをするのが賢い買い方です。
また、「ヨドバシ.com」は文具1点からでも送料無料で配送してくれることが多く、おゆまるの購入においては非常に強力な味方となります。在庫があれば翌日には届くスピード感も魅力ですね。
おゆまるの代用になる類似品や素材
「どうしても今すぐ必要だけど、おゆまるが売っていない!」という場合、代用できるものはあるのでしょうか。用途によって代用できる素材は異なりますが、いくつか代表的なものを紹介します。
1. グルーガン(ホットメルト) ダイソーやセリアでも売っているグルーガン。熱で溶かして固めるという性質は似ていますが、おゆまるのように「何度でも温め直して形を変える」ことは難しいです。また、冷えて固まるまでの時間が非常に短いため、じっくり形を作る造形には向きません。あくまで接着や、簡単なパーツ作り(型に流し込むなど)の代用と考えたほうが良いでしょう。
2. UVレジン 透明度が高く、硬化するとカチカチになります。おゆまるのような弾力はありません。型取りには使えませんが、アクセサリーパーツの作成という点では、おゆまるの上位互換とも言えます。ただし、コストはおゆまるよりも高くなります。
3. 小麦粘土・樹脂粘土 子供の遊び用なら小麦粘土で十分な場合もあります。ただし、これらは乾燥して固まるタイプなので、お湯で柔らかくして再利用することはできません。「失敗してもやり直せる」というおゆまるの最大のメリットがない点には注意が必要です。
型取り材としての代用
もしフィギュアなどのパーツ複製(型取り)が目的であれば、おゆまるの代用として「ブルーミックス」などのシリコーン印象材がありますが、これは高価で再利用できません。「安価で再利用可能」という点において、型取り用途でのおゆまる(熱可塑性エラストマー)のコスパを超える代用品は、現状ほとんどないと言っていいでしょう。
型取り用のクリアカラーだけ欲しい場合
おゆまるの検索需要の中で、特に多いのが「型取り」に関するものです。プラモデルのパーツ複製や、レジンアクセサリーの自作モールド(型)を作るために、おゆまるを利用する人が非常に多いのです。この用途において、圧倒的に求められるのが「クリア(透明)」です。
なぜクリアが良いのでしょうか。理由は2つあります。 一つは、型取りをする際に、中の原型が透けて見えるため、気泡が入っていないか確認しやすいこと。 もう一つは、UVレジンを流し込んで硬化させる際、型が透明でないと紫外線が内部まで届かず、レジンが固まらないからです。
しかし、100均の実店舗では、このクリアだけが真っ先に売り切れてしまいます。また、セット商品にはクリアが1本しか入っていないことも多く、必要な量を確保するために何パックも買うことになりがちです。
そのため、型取り目的であれば、最初から通販で「クリア単色セット」や「クリアのみの業務用パック」を購入することを強くおすすめします。ヒノデワシの純正おゆまるには「クリア6本セット」などが存在しますし、少し本格的な「型取り用ペレット」として販売されている商品を選ぶのも一つの手です。探し回るガソリン代や時間を考えれば、通販の方が遥かに合理的です。
失敗しないおゆまるの使い方と注意点
おゆまるは扱いやすい素材ですが、いくつかのポイントを押さえないと「うまく形にならない」「すぐに固まってしまう」といった失敗を招きます。ここでは、基本的な使い方と、きれいに仕上げるためのコツを伝授します。
準備するもの:
- おゆまる(イロプラ)
- 80度以上のお湯(電気ケトルなどで沸かしたてのお湯がベスト)
- 耐熱容器(マグカップやボウル)
- 割り箸(取り出し用)
- キッチンペーパーまたはタオル
手順とコツ:
1. しっかりお湯で温める お湯の温度が低いと芯まで柔らかくなりません。80度以上が推奨されていますが、すぐに冷めることを考慮して、熱湯を用意しましょう。おゆまるを投入して2〜3分待ちます。割り箸で触ってみて、フニャフニャになっていればOKです。
2. 水分を完全に拭き取る(最重要!) お湯から取り出したら、すぐにキッチンペーパーで水分を拭き取ります。ここが一番のポイントです。特に型取りに使う場合や、同士をくっつける場合、水分が残っているとうまく密着せず、失敗の原因になります。火傷に注意しながら、手早く水気を切ってください。
3. 素早く成形する おゆまるは室温に戻るとすぐに硬化が始まります。冬場などは特に早いです。手早く形を整えたり、型に押し付けたりしましょう。もし固くなってきたら、もう一度お湯につければ何度でもやり直せます。この「リトライできる安心感」がおゆまるの良さです。
電子レンジは非推奨?
「お湯を沸かすのが面倒だからレンジでチンしたい」と思うかもしれませんが、加熱ムラができやすく、一部だけ溶けすぎたり焦げたりするリスクがあるためおすすめしません。メーカーも基本的にはお湯での加熱を推奨しています。
結論:おゆまるがどこに売ってるかのまとめ
ここまで、おゆまるの販売店や特徴について詳しく見てきました。最後に、状況別の最適な購入場所をまとめておきましょう。
- とにかく安く、少しだけ欲しい: ダイソー(イロプラ)、セリア(おゆプラ・おゆまる)。まずはおもちゃ売り場かハンドメイド売り場をチェック。
- 確実に欲しい、色を選びたい: 文具店(ロフト、ハンズ)や家電量販店のホビーコーナー。
- クリア(透明)を大量に欲しい、全色揃えたい: Amazon、楽天市場などのネット通販一択。
- すぐに型取りがしたい: 近くの100均になければ、ホームセンターの補修材コーナーも覗いてみる。
おゆまるは、子供の遊び道具としてだけでなく、大人のDIYやハンドメイドライフを豊かにしてくれる素晴らしい素材です。「どこに売ってる?」と迷う時間はもったいないですよね。この記事を参考に、皆さんがスムーズにおゆまるを手に入れ、創作活動を楽しめることを願っています。まずは、近くの100均からパトロールを始めてみてくださいね。
※本記事の情報は執筆時点のものです。店舗の在庫状況は日々変動しますので、最新の情報は各店舗にお問い合わせください。