掃除機をかけるのは日々の日常なので、なるべく使いやすく楽に掃除できるものを選びたいですね。
最近ではキャニスタータイプの掃除機よりスティックタイプのコードレス掃除機が人気で、なかでも日立のPV-BFH900はおすすめ掃除機です。
スティックタイプのコードレス掃除機にしてから届か居ないところを掃除するために電源コードを差し替えたり、キャニスターを運んだりといったことから解放されて、掃除機をかけるのが楽になりました。
また、日立のPV-BFH900は他のコードレス掃除機よりも優れている点がたくさんあり、コードレス掃除機カテゴリで名高いダイソンより使いやすい部分があります。
この記事では、日立のPV-BFH900を選んだ理由やメリット、使い心地を紹介します。
コードレス掃除機が欲しかった理由
掃除機はコード付きのキャニスタータイプを利用していた我が家ですが、コードの出し入れや差したり抜いたりを煩わしく感じていました。
極めつけは、子供のいたずらです。
掃除機をかけている最中にコードを勝手に抜いてしまうので、無駄に掃除機をかける時間がかかってイライラしていました。
「次に掃除機を買い替えるときは絶対コードレス掃除機にする!」
と心に誓っていたのです。
コードレス掃除機に日立のPV-BFH900を買ったら掃除機の時間が1/3になった
そしてついに念願のコードレス掃除機を手に入れました!
我が家が選んだコードレス掃除機は日立のPV-BFH900です。
この掃除機を使う用になってから、掃除機の所要時間が今までの1/3に減りました。
1/3ですよ。
今までどれだけ無駄に時間使っていたかって考えると悲しくなるほど短縮しました。
掃除機の準備や収納が楽になっただけでなく、吸引力やヘッドブラシのゴミをかきとる力も良いので、どんどん家がキレイになっていくのです。
また、ヘッドは自走式なのでこちらが力を入れなくても前にすいすい進んでいきます。
キャニスタータイプを使っていたとき、腰を入れて必死に掃除機かけていたのがばかみたい。。。
コードレス掃除機の日立PV-BFH900について
日立PV-BFH900概要
- 充電時間:3.5時間
- 運転時間:標準40分・強8分
- 本体寸法・重量:255×1012×308mm・2.1kg
- 色展開:ルビーレッド・シャンパンゴールド
- 価格:ヤマダ電機にて¥56,160(延長保証5年付)
3.5時間の充電で標準使用時40分稼働してくれますが、強だと稼働時間8分となります。
本体寸法は平均的な大きさで、重量は2.1kgとコードレス掃除機のなかでは軽めの設計です。
ルビーレッドとシャンパンゴールドといったおしゃれな2色展開で、我が家は長男チョイスでルビーレッドを選びました。
ヤマダ電機の店頭にて延長保証5年を付けて¥56,160で購入しましたが、ネットだともっと安く販売しているところもあります。
私は店員さんと話しながら機種を決めたかったので、家電は少々高くても店頭に行って買うようにしています。
コードレス掃除機の日立「PV-BFH900」メリット
日立PV-BFH900メリット
- 邪魔にならない
- 子供が遊ばない
- 音が静か
- 付属アタッチメントが豊富
スティックタイプのコードレス掃除機最大のメリットは、コードがない分扱いやすかったり大きなキャニスターを足元に連れていなくてよかったりなどですが、それ以外にも日立のPV-BFH900ならではのメリットを紹介します。
邪魔にならない
キャニスタータイプの掃除機を使っていたときは、どこにおいてもなんとなく邪魔になっていました。
ちょっと当たったらすぐ倒れるし、かといって棚などにしまいこむと出すのが面倒だし。
日立のPV-BFH900はしっかりした充電スタンドがついているので、すっきり置けて少々当たったくらいではびくともしません。
棚にしまいこんだとしても、スティックタイプのコードレス掃除機だからさっと取り出せてさっと収納できるので便利です。
子供が遊ばない
キャニスタータイプの掃除機は、掃除中に子供が乗ったりついてきたりしていたので余計に時間がかかって困っていましたが、スティックタイプのコードレス掃除機なら特に面白みもないようでまったく遊びにきません。
使ってないときにスタンドさせておいても、キャニスタータイプより佇まいがシンプルなせいか、子供が勝手に触ることがなくなりました。
音が静か
一番びっくりしたのが音の静かさです。
前の掃除機が大騒音だったせいもありますが、日立のPV-BFH900は不快な音量や音質ではありませんでした。
家電のなかで掃除機はトップクラスのうるささなので、何時でも気兼ねなく!とまではいきませんが、音がうるさすぎないのはありがたいです。
付属アタッチメントが豊富
日立のPV-BFH900はスタンド式充電台をはじめ、付属のアタッチメントがたくさんあります。
ハンディブラシやミニパワーヘッド、スマートホースなど、用途に合わせて掃除ができる5種類がついてきます。
引き出しやサッシの溝なども掃除できるので、大掃除の際にも役立ちそうです。
コードレス掃除機の日立「PV-BFH900」デメリット
日立PV-BFH900デメリット
- 少し重たい
- 充電が必要
- こまめにゴミを捨てないといけない
日立のPV-BFH900を初めて使ったときから、スティックタイプのコードレス掃除機だからこそのデメリットをすぐに感じました。
使っていけば慣れることかもしれませんが、私がいまだに使いにくさを感じているポイントを紹介します。
少し重たい
日立のPV-BFH900は重量2.1kgで、コードレス掃除機のなかでは軽めの部類に入ります。
しかし、それでも重たい。。。
筋力は個人差があるのでなんともいえませんが、掃除機をかけていたら腕が疲れます。
毎日掃除機をかけていたら腕がムキムキになるかもしれないので、ムキムキになるなら左右対称がいいと思って両手をまんべんなく使う用にしています(笑)
充電が必要でスタンドに戻さなければならない
充電しなければ使えないのは、ちょっと不便なことがあります。
コンセントさえ入っていれば充電スタンドに立てておくと充電されますが、もしコンセントが抜けてて充電できなかったら。。。?
使いたいときに使えないという可能性もあります。
充電しながら使うこともできますが、それが想定された造りではないので、コードが短くて掃除機が届かないといったことも考えられます。
また、使い終わったら充電スタンドに戻さなければならないのもちょっと面倒なときがあります。
充電切れで使用不可能といったことを防ぐため、充電スタンドが1Fにあった際、2Fを掃除機かけたあととりあえず2Fに掃除機を置いておく、ということができません。
こまめにゴミを捨てないといけない
日立のPV-BFH900の集じん容積は2.0Lと、スティックタイプのコードレス掃除機では平均的です。
が、すぐいっぱいになります。
スティックタイプなので集じん容積はコンパクトにせざるを得ないのですが、それゆえに溜まったゴミを捨てる頻度はすさまじく増えます。
我が家は毎日捨て、日によっては家中掃除機をかけ終わる前に気になるほどの量が溜まるので、1日2回捨てることもあります。
コードレス掃除機の日立「PV-BFH900」おすすめ購入方法
日立PV-BFH900の購入ポイント
- 安さ重視なら価格.comから¥44,520~
- 有料延長保証(約¥3,500)に注意
- ネットで買うと故障したとき面倒くさい
- 付属品がそんなに必要なければPV-BFH500
日立のPV-BFH900は、近くの家電量販店やインターネットから購入可能です。
国内メーカーの人気商品なので、取り扱っていないところは少ないでしょう。
ただ、価格にかなりの開きがあったり、保証などの勝手が違ったりなどがあるので、買い方は注意が必要です。
安さ重視なら価格.comから¥44,520~
とにかく安いほうがいいなら、価格.comで最安値のショップを探して買いましょう。
2019年4月現在は¥44,520からあるので、有料延長保証付きとはいえ私が購入した¥56,160よりはるかに安いですね。
価格.comで日立のコードレス掃除機PV-BFH900をチェックするならこちら
⇒価格.com - 日立 パワーブーストサイクロン PV-BFH900 価格比較
有料延長保証に注意
普通に購入してもメーカー保証が1年ついていますが、さらに延長を保証したい場合は有料で保証期間を延ばすことが可能です。
ショップによって延長保証の料金はさまざまですが、5年保証で¥3,500くらいのところが多いようです。
しかし、そういったサービスを実施していないショップもあるので、ネットから購入する際は注意してください。
ネットで買うと故障したとき面倒くさい
インターネットから購入すると、保証期間であっても故障したときの手続きや対応がとても面倒くさくなります。
自分で商品を梱包してショップかメーカーに発送し、その際の送料も負担しなければなりません。
私のように近く家電量販店で買えば、故障した際はそのお店に商品を持っていきさえすればお店が梱包してメーカーに発送してくれるので楽です。
もちろん、送料がとられることもありません。
付属品がそんなに必要なければPV-BFH500
実は、日立のPV-BFH900にはPV-BFH500という機種もあります。
本体自体は同じなのですが、アタッチメントがPV-BFH900より少なく、スタンドもなければカラーもホワイトのみというもので、その分価格が抑えられている機種となります。
もし、そんなにアタッチメントは重視していないのであれば、PV-BFH900よりもPV-BFH500がおすすめです。
2019年4月現在価格.comで¥34,500~なので、PV-BFH900と比較検討してみても良いでしょう。
アタッチメント比較表
コードレス掃除機の日立「PV-BFH900」の全体評価★★★★☆
日立のPV-BFH900のおかげで、掃除機をかけることがとても楽になりました。
コードレスという部分も大きいですが、吸引力やブラシの掻き取り力も申し分ありません。
自走式ですいすい動くのも非常にありがたく、音も不快な騒音ではないので掃除が楽しくなりました。
キャニスタータイプの掃除機にはもう戻れません。
しかし、楽になった分、こまめなゴミ捨てや充電スタンドへの収納など、増えた手間があるのも事実。
そして、一番気になるのはやっぱり掃除機中に手にかかる負荷です。
重いんですよね。。。
モーターもダストケースもついたものを持つので、キャニスタータイプに比べるとそれなりに負担となります。
なので、★4つ!
コードレス掃除機の日立「PV-BFH900」使ってみて思ったコードレス掃除機の選び方
コードレス掃除機選びのポイント
- スタンドがあるか
- 軽いか
- メンテナンスしやすいか
日立のPV-BFH900を使ってみたり、コードレス掃除機について店員さんに聞いてみたりしたなかで、コードレス掃除機の選び方のポイントが見えてきました。
これからスティックタイプのコードレス掃除機を選ぶ人は、ぜひ参考にしてください。
スタンドがあるか
コードレス掃除機のなかには、スタンドがついていない機種もあります。
その分低価格で買いやすくなっていますが、充電スタンドがないと絶対不便です。
独立して立ってくれますが、不安定だし倒れてモーターなどに衝撃がいくと故障の原因にもなります。
掃除が辛くないくらいの軽さか
掃除機をかけるのは日常的な習慣なので、持つのが辛くないくらいの重さじゃないと掃除が億劫になってしまいます。
スティックタイプのコードレス掃除機においては、重さは吸引力のパワーと比例しますが、掃除しにくい重さであれば吸引力がどうとか意味がありません。
負担になる重さのものは選ばないようにしましょう。
メンテナンスしやすいか
埃が発生しやすい我が国は、掃除機にもいっぱい埃が溜まるのでこまめにメンテナンスしなければなりません。
ダストケースを分解して丸ごと水洗いができたり、回転ブラシに絡んだゴミが取り除きやすかったりなど、手入れが行き届くものでないと掃除機の機能が著しく落ちてしまいます。
【コードレス掃除機対決】日立「PV-BFH900」VS Panasonic「MC-VG8000」
実は日立のPV-BFH900と迷った機種があり、それがPanasonicのMC-VG8000という掃除機です。
日立のPV-BFH900と価格や機能はそんなに変わらなかったのですが、大きな違いは重さと付属のアタッチメント、吸引力です。
日本メーカーではトップクラスのパワーだそうで、ペットの毛やら子供が公園から帰ってきた後の砂やらが気になるご家庭にはおすすめなんだとか。
アタッチメントも実用的で便利なものが厳選されている印象でした。
ただ、日立のPV-BFH900より400g重いのが難点です。
実際に手に持ってみるなどしましたが、結構な負担が手にのしかかったので毎日使うことを考えると現実的ではないと判断し、日立のPV-BFH900を選びました。
たかだか400gですが、持ってみるとその差は結構なものでした。
Panasonic「MC-VG8000」について詳しくはこちら
⇒コードレススティック掃除機 「パワーコードレス」 MC-SBU820J
実は日本に不向き?1番人気のダイソンを選ばなかった理由
amazonを選ばなかった理由
- ヘッドブラシが大きくて重い
- メンテナンスしにくい
- 掃除機自体に埃が溜まりやすい
コードレスクリーナーの代名詞ともいえるダイソンは海外製品でありながら日本でも1番人気の掃除機で、実は私もダイソンを買おうと思ってヤマダ電機に行ったのですが、ヤマダ電機の店員さんは
「あまりおすすめできません」
と言っていました。
確かに吸引力で右に出るものはいませんが、イギリスで開発されたダイソンは日本の家庭には以下の理由で不向きだそうです。
ヘッドブラシが大きくて重い
ダイソンはヘッドブラスが大きくて重いので、取り回しがしにくいのがデメリットです。
前述しましたが、重いのは嫌だし、ヘッドが大きいのも小回りきかなくて隙間も入りにくくて掃除しにくいでしょう。
掃除機自体に埃が溜まりやすい
土足文化のイギリスでは砂のゴミが発生しやすいので、ダイソンはそういった家庭用に作られているそうです。
砂を吸い取るにはかなりのパワーがいるので、国内メーカーが及ばない圧倒的吸引力を誇っていますが、日本は砂よりも埃が溜まりやすい文化なので、ダイソンはあまり日本に向いていないんだとか。
埃がヘッドの隙間やサイクロン部分などに溜まりやすく、掃除機の機能を低下させる原因にもなるようです。
メンテナンスしにくい
ダイソンはヘッドブラスやダストケースを水洗いすることができません。
できるかもしれませんが、メーカーのパンフレットには「水洗い可能」的なことは一言も書いてありません。
ゴミ捨てはワンタッチでできますが、水洗いできないのでヘッドの隙間などに詰まった埃を取り除くのはとても大変な作業となります。
ダイソンユーザーも、このメンテナンスのしにくさに悩まされているようです。
メンテナンスを怠ると排気口から嫌な臭いが出てくるなど、掃除しているのに不衛生な事態になるので注意してください。
まとめ
コードレス掃除機は日立のPV-BFH900がおすすめです。
コードレス掃除機のなかでは軽めの2.1kgで、吸引力も取り回しのしやすさも申し分ありません。
付属のアタッチメントが充実しているのも大きなポイントです。
安く購入したいなら価格.comから最安値のショップで手に入れるといいでしょう。
その際は、保証期間などに注意し、修理の際は自分で梱包して発送しなければならないことを知っておきましょう。
国内メーカーのコードレス掃除機であれば、PanasonicのMC-VG8000がトップクラスの吸引力で人気ですが、日立のPV-BFH900より重いので軽さ重視なら日立の方がベターです。
ペットの毛や子供が持ち帰る砂などを掃除したい家庭は、パワー重視でPanasonic cのMC-VG8000が良いかもしれません。
海外製品でありながら1番人気のダイソンは、実は日本の家庭には向かない部分があるので購入はよく考えてからが良いでしょう。