面倒くさがり屋の我が家は
「ぱぱっと簡単に大掃除終わらせてやろうぜ!」
という目論見のもと、スチームクリーナーの『スチームファーストミニ』を購入しました。
いろんなメーカーがスチームクリーナーを出していて、最近の流行りではありそうだけど、口コミもそれぞれ「劇的に落ちた!」とか「期待以下。最悪」とか様々。
我が家が買ったスチームファーストミニはどうなのか?!
詳しくレビューしたいと思います。
キッチン掃除をもっと簡単にやりたい
スチームファーストミニを購入に至ったのは
「キッチン掃除をもっと簡単にできたら」
と思ったからでした。
毎日使うキッチンですが、ガスコンロやシンク、水切りラックなどを毎日掃除するのは体力的にも時間的にも現実的ではありません。
その結果、掃除するときは溜まった汚れと格闘する羽目になるのですが、その挌闘が少しでも楽になればとスチームクリーナーを購入することにしました。
スチームクリーナーはいろんなものが出ていますが、下記サイトを参考にスチームファーストミニを買うことに決めました。
スチームファーストミニを導入
スチームファーストミニを導入した我が家は、まずはガスコンロに試しました。
隙間に入り込んだ油汚れが取れるので「おー!」となり、これはほかの部分の汚れにも期待できそうー!と、ありとあらゆるところに試すことに。
大掃除の時間短縮はもちろん、
「ハンディタイプだから日々の掃除にも大活躍間違いなし!」
と3日くらいかけて鼻息荒く様々なところを掃除しました。
その結果と感想、スチームファーストミニの概要や全体評価を含めて細かく説明していきます。
スチームファーストミニとは
スチームファーストミニ概要
- ボイラー式ハンディタイプスチームクリーナー
- 本体価格:¥9,960
- 付属品:専用ブラシ×3
- オプション品:スチームマジック・カルキ除去パウダー
- フルセット:¥10,584
スチームファーストミニは、米国amazonでNo.1と高評価のスチームクリーナーです。
スチームクリーナーにはボイラー式とパネル式とあり、パワーや持続性の差は圧力鍋と普通の鍋くらい違いがあるそうです。
また、掃除機くらい大きなキャニスタータイプと扱いやすい小さいハンディタイプがあり、スチームファーストミニは、ボイラー式のハンディタイプです。
本体価格は¥9,960で、付属品として大型ブラシ、ナイロンブラシ、金属ブラシがついてきます。
スチームマジックやカルキ除去パウダーといった専用洗剤も別売りであり、すべてついてくるセットは¥10,584となっています。
スチームファーストミニのメリット
スチームファーストミニおすすめポイント
- 隙間の掃除に便利
- 専用洗剤と併用すると汚れ落ちが抜群に良い
- リーズナブル
- スチームなので安心
実際にスチームファーストミニを買って使ってみて、良いなと思った点をあげてみました。
「どんな汚れもどんとこい!」的な能力を想像していましたが、そんな夢みたいな話はTV通販のなかだけのようでした(笑)
それでも「スチームファーストミニいいじゃん!」と思ったことがあったので、説明します。
隙間の掃除に便利
窓の冊子など掃除しにくい隙間部分にも、スチームファーストなら長いノズルでスチームが行き届くので、汚れを浮かせてくれます。
今まで掃除するのが大変だった箇所が簡単にキレイになるのはポイント高いですよね。
専用洗剤と併用すると汚れ落ちが抜群に良い
スチームファースト購入の決め手となったひとつに、専用洗剤スチームマジックの存在があります。
スチームマジックをスチームファーストと併用すると汚れ落ちがよりよくなります。
スチームマジックは天然植物性の洗剤なのですすぎが必要なく、万が一口に入っても大丈夫らしいので、子供がいる我が家には非常にありがたいのです。
同じく専用洗剤のカルキ除去パウダーは、水回りの天敵である水垢の掃除や、スチームファーストミニ本体のカルキ除去にも使えるので便利です。
安心・安全
スチームファーストから出るスチームはただのスチーム、つまり高温水なので変な洗剤を使うよりも安心で安全。
子供のぬいぐるみの除菌や冷蔵庫、食器棚の掃除も何の心配もなく使えます。
専用洗剤もすすぎ不要の天然植物性なので、ベビーベッドなどをキレイにしたいときにも良いでしょう。
スチームファーストミニのデメリット
スチームファーストミニの問題点
- 重くて音がうるさい
- 水が入れにくい
- セットが面倒くさい
- それだけでは汚れ落ちがいまいち
- 大掃除には不向き
- 付属ブラシの向きが悪い
- 拭き取り作業必至
スチームファーストミニのメリットを説明したので、次はデメリットを遠慮なくあげていきます。
我が家はスチームクリーナー初心者。
こんなものなのかなー?と思いつつも、不満点の方が多く目につきました。
注入した水が高温になるまで数分待たなければならないとか、稼働時間が短いとか、そういうのは覚悟したうえでの購入。
それ以外で「え、マジで?」と思ったところを紹介します。
重くて音がうるさい
スチームファーストミニは重さが1.2kgで、数あるスチームクリーナーのなかでも軽い方なのですが、それでも重いです。
1.2kgって持つだけなら大したことないかもしれませんが、持っていろんなところを掃除するとなるとかなり腕に負担がかかります。
また、スチームが出る際の音がものすごくうるさく、掃除機なんて比じゃありません。
「うるさすぎてテレビが聞こえない!」
と、子供に文句を言われるほど。
使っているこちらも耳なりがしそうなくらいです。
水が入れにくい
スチームファーストミニは専用コップで水量を測って水を入れるのですが、注入口が小さくて水が入れにくいです。
そのために専用コップも特殊な形になっているのですが、どうも難しい。
必ずこぼれるんですよね。。。
セットや片付けが面倒くさい
スチームファーストミニは、取り出してコンセントをつないでノズルをつけて水を専用コップに入れて計り本体に注入して、やっと使えます。
使ったあとは本体に残っている水を全部出しきって、ノズルを外したりコードをまとめたりして、専用コップと一緒にお片付け。
それを考えると、重たさも水の入れにくさもあって「よし、スチームファーストミニで掃除するぞ!」という気になりにくいのです。
スチームファーストのみでは汚れ落ちがいまいち
メリットで「汚れ落ちが良い」と言っておきながらデメリットでは「汚れ落ちがいまいち」と言っているので、どっちだよ!という感じですが、よく見るTV通販のように今まで一生懸命掃除しても落ちにくかった汚れが、スチームのみの力でするする落ちるということはありません。
今まで一生懸命掃除しても落ちにくかった汚れが、洗剤などを駆使しつつスチームファーストミニを使って一生懸命掃除すると落ちる、といった印象です。
大掃除には不向き
大掃除は普段手が届かない部分の蓄積した汚れを取り去る作業。
ハンディタイプのスチームクリーナーは稼働時間も短いし重たいし、大掃除には不向きです。
大掃除用に買おうと思うなら、キャニスタータイプの方がいいかもしれません。
あくまでハンディタイプのスチームクリーナーは普段のお掃除や大掃除中のちょっと使い用として考えた方が良いでしょう。
付属ブラシの向きが悪い
スチームファーストミニに付属ブラシを装着させると、ブラシが下向きになります。
この向きが悪くて、“ブラシでこすりたいところがこすれない!”事件が多発しました。
本体をいろんな向きにすればできないことはないのですが、重たいので自由自在にあらゆる角度にというわけにもいかず、スペースのないところだと本体が邪魔でどうやってもブラシが当たらない部分が出てくるなど、とにかく苦戦しました。
拭き取り作業必至
スチームファーストミニに限らず、スチームクリーナーはスチームの力で汚れを浮かせてくれるだけです。
もともと水なのでスチームを当てたところはびしょびしょだし、必ず拭き取り作業が発生します。
ここはスチームファーストミニで!おすすめ掃除場所
スチームファーストミニが活躍する掃除場所
- トイレ
- 窓の冊子
- ガスコンロ
- 洗濯機
- 子供のおもちゃ
デメリットが目立つスチームファーストミニですが、それでも「ここの掃除には役立った!」という、スチームファーストが大いに力を発揮した掃除箇所を紹介していきます。
全体的な印象では、スチームなのでやはり隙間に強いですね。
今まで届かなかった部分に行きわたるので、それだけでも価値は高いです。
窓の冊子
窓の冊子も手ごわい隙間ですよね。
普段は掃除が行き届かずに放置していますが、年末の大掃除ではそういうわけにいかないのでスチームファーストミニを使いました。
ノズルがスチームを行きわたらせてくれるので、角の部分までキレイになりました。
ガスコンロ
我が家のガスコンロには取り外しできない部分があり、その隙間に油汚れが溜まって気になっていました。
そこにスチームマジックとスチームファーストミニを使ってみたら、スチームが入り込んで油を溶かし出してくれたのですっきりしました。
水垢がこびりつく部分
お風呂の鏡など、水垢がこびりつく部分は専用洗剤のカルキ除去パウダーを使用すればキレイになります。
もともとは本体のカルキ除去をするためのものですが、水垢掃除にも使えるとのことだったので使用してみたらかなりキレイになりました。
でも、スチームファーストミニ自体の稼働時間は8分くらいだし、重いしうるさいので、家中の水垢を取ろうなんてことは正直無理です。。。
1回約8分の稼働でカルキ除去パウダーが1袋必要なので、何袋いるんだ?となり、経済的にもあまりよくありません。
我が家はお風呂の鏡で約1回分使い切りましたし。。。
スチームファーストミニの購入方法(公式サイト vs 楽天市場 vs amazon)
本体(付属ブラシ付)のみ | フルセット(本体+付属ブラシ+専用洗剤) | |
公式サイト | ¥9,960(送料¥849) | ¥10,584 |
楽天市場 | ¥11,880 | ¥11,640 |
Amazon | ¥11,880 | ¥11,640 |
スチームファーストミニの購入を検討している方のために、おすすめ購入方法を紹介します。
比較してみたのはスチームファースト公式サイトと、楽天市場、amazon。
いずれもネット通販です。
公式サイトが最安値
最安値は公式サイトだったので、購入するならスチームファーストの公式サイトから購入するのが良いでしょう。
本体のみと専用洗剤がついたフルセットの価格を比べると¥624しか変わらないうえに、本体のみの購入だと送料がかかるので¥10,809となってフルセットよりも高くなるので、絶対フルセットを購入するのがおすすめです。
楽天市場やアマゾンでは本体のみ、フルセットいずれも送料無料ですが、本体のみよりフルセットの方が安いというカオスな状態になっています(笑)
公式サイトでスチームファーストミニをチェック
⇒ハンディタイプスチームクリーナーのスチームファーストミニと専用洗剤がセットに
スチームファーストミニを使ってみた感想
スチームファーストミニを使ってみた感想は、「重い!」「うるさい!」が第一印象。
そして、感動的な汚れ落ち具合を期待していた私はいろんな場所に使ってみて「あんまり落ちないな。。。」と思いました。
重いから扱いづらいし連続使用は腕に限界がきます。
洗剤などを併用して掃除すれば汚れは落ちるけど、だったらスチームクリーナーじゃなくていいんじゃない?となって、結局ブラシを取り出すこともしばしば。
だって重いんだもん。。。
そういうわけで、我が家では活躍の場がかなり限定されてしまっています。というか、正直、窓の冊子のみ(笑)
しかし、専用洗剤のスチームマジックは好きになりました!
食器棚や冷蔵庫、フローリングなどを天然植物成分配合のスチームマジックでキレイにできたのは気持ち的に安心です。
スチームマジックには今後も大活躍してもらいます。
スチームファーストミニの全体評価(★☆☆☆☆)
重いのがもう私的にNG。
掃除していたらすごく腕が疲れて、かなり体力のいる作業となります。
ハンディタイプのスチームクリーナーのなかではトップクラスの軽さらしいですが、それでもあらゆる方向に動かして掃除するには重い。
そしてすごくうるさい。
汚れも、結局気になっていた部分は洗剤などと一緒に使ってやっと!という感じなので、それならスチームクリーナーじゃなくてもいいような気がしていますし。。。
でも、窓の冊子を掃除した際は助かったので★1つ差し上げます!
まとめ
スチームファーストミニはボイラー式ハンディタイプのスチームクリーナーで、付属ブラシが3本ついて販売されています。
オプション品として、専用洗剤のスチームマジックやカルキ除去パウダーもあります。
音がうるさい、重たいなどのデメリットはありますが、我が家では窓の冊子に活躍してくれました。
購入は公式サイトで、専用洗剤付きのフルセット¥10,584を買うと良いでしょう。