iphoneの水没事件は、割といたるところで多発している事案です。
水につかってしまったら誰もが
「もうダメだ!」
と思うことでしょう。
ですが、諦めるのはまだ早いです!
対処の仕方によっては復活する可能性があります。
今日は、iphone6sを水没させた数日後に復活した私の体験談を紹介します。
電話中にiphone6sがキッチンで水没した
私がiphoneを水没させたのはキッチンで用事をしながら電話をしているときでした。
2歳児の急な体当たりによりバランスを崩した私の手からiphone6sが滑り落ち、シンクにあった洗い桶のなかにドボン。。。
電源が切れる様子もなく、画面は通話中となっていたのを覚えています。
電話内容はとても重要なものだったので、そのまま拾い上げて電話を数分続けました。
電源を落とすことはせず、通話終了後にパニックになりながらケースを外したりタオルで拭いたり、内部の水分を出そうと振ったりと思いつく限りのことをしました。
iphone6sが水没したときにやってはいけないこと
スマホ水没後のNG行動
- 電源を入れる
- 本体を振る
- 充電をする
- ドライヤーをあてる
スマホの水没ついて調べてみたら、iphone6sに限らず、スマホが水没した際に絶対やってはいけないことが出てきました。
それが上記の4点。
電源ONのままじゃダメなの?本体振っちゃダメなの?
「私、4個中2個もやってるじゃん・・・」
と、絶望的に落ち込みました。
電源を入れる
防水機能が付いていないスマホが水没した際に電源を入れる、あるいは入れたままにしておくと、内部がショートして故障する恐れがあります。
なので、水没した際に電源が落ちればそのままにし、私のように電源が落ちなかった場合でもすぐ電源OFFにしましょう。
本体を振る
水分を出そうとして本体を振りたい気持ちはすごくわかりますが、そうすると水に濡れていない部分まで水が浸透してしまうことがあるのでNGです。
振りたい気持ちを抑えて、優しく扱うようにしましょう。
充電をする
濡れた状態で電源ケーブルを差し込むと、電源を入れるのと同様のリスクがあるのでやめましょう。
充電は完全に乾くまでおあずけとなります。
ドライヤーをあてる
乾かそうと思ってドライヤーをあてる人が結構いますが、精密機械にとって熱は敵です。
さらに、水が内部に入っている状態で行うと内部の水の温度があがり、重大な不具合につながる可能性があるので絶対にやってはいけません。
iphone6sが水没したときの対処法
iphone6s水没後の対処法
- 電源を切る(充電もNG)
- 本体とSIMカードの水分を拭き取る
- 2~3日乾燥させる
- 電源を入れる(正常に立ち上がれば復活成功)
- バックアップをとる
調べたところ、Iphone6sなど防水機能がついていないスマホを水没させてしまった際の王道対処法は全部で5ステップ。
これをすれば必ず復活するという保証はありませんが、復活した事例は少なくないようなので試してみる価値はあります。
それでは詳しく説明していきます。
1.電源を切る
水につかると電源が落ちてしまうパターンと、私のように電源が入ったままのパターンの2通りに分かれると思います。
電源が落ちた場合はそのまま、電源が落ちなかった場合も速やかに電源を切りましょう。
水による余計な故障を防げます。
2.本体とSIMカードの水分を拭き取る
ケースや保護シートなどをスマホにしている場合は外し、タオルで本体の水分を拭き取ります。
イヤホンジャックなどのコネクタ部分も、綿棒などで水気をとりましょう。
また、SIMカードを抜いて濡れていれば拭き取り、差し込んだりせずに抜いたままにしておきます。
3.2~3日乾燥させる
内部に入ってしまった水分が抜けるまでiphoneを乾燥させます。
乾燥させる方法として有名なのが下記の方法。
- 冷蔵庫に入れる
- ジップロックに乾燥材と一緒に入れる
- ジップロックにお米1カップと一緒に入れる
また、それらの方法はiphoneを悪化させるという情報もネット上にあります。
私のiphone6sの場合
私のiphone水没後の症状
- 勝手にスリープボタンとボリュームボタンが勝手に操作される
- タッチパネル無反応の部分がある
- 触れてない部分のタッチパネルが反応する
私のiphone6sでは、水没後に上記のような症状が出始めました。
スリープボタンに触っていないのに『スライドで電源OFF』表示が出たり、ボリュームボタンに触っていないのに勝手にボリュームが上がったり下がったりしました。
それこそ、数メートル離れているところから見ていてもそういう状態だったので、ポルターガイストなみに怖かったですね。
タッチパネルも、反応しない部分と触っていないのに勝手に反応する部分があり、使っていると勝手にいろんな画面になるしタップしたいところはタップできないしで気持ち悪かったです。
さっさと電源を切るなりすればよかったものを。。。何をしているんでしょうかね。
私がiphone6s復活のためにやった水没後の対処
iphone6s復活のための実践事項
- タオルで水分を拭き取る
- 電源切れなかったからそのまま放置
- 不具合が出だしたので電源を切る
- Simカードを抜く
- ジップロックにお米とともに入れて1日放置
- その間、古いiphone6sにSIMを差し込んで使用
水没したiphone6sの電源をさっさと切らずに操作をしていたうえに、振りまくっていたのですが幸いにも今のところ不具合なく使えています。
そんな私が実際にやった対処法はこちら。
1.タオルで水分を拭き取る
カバーと画面に貼っていた保護シートをはがし、タオルで水分を拭き取りました。
イヤホンジャックなども綿棒を差し込んで可能な限り水分を取り除きました。
もちろん、振りました、力の限り。
2.電源切れなかったからそのまま放置
ぱっと見た感じ、電源もそのまま入ったままで切れることはなかったし、データは無事だし、不具合もなさそうに見えたのでタオルなどで水気をとっただけでそのまま放置していました。
「意外と大丈夫じゃん」
とか思いながら。。。
無知って恐ろしい・・・。
3.不具合が出だしたので電源を切る
ちょこちょこLINEを返したりSNSを除いているうちに不具合が出始めました。
症状は以下。
・スリープボタンとボリュームボタンが勝手に操作される
・タッチパネル無反応の部分がある
・触れてない部分のタッチパネルが反応する
スリープボタンに触っていないのに『スライドで電源OFF』表示が出たり、ボリュームボタンに触っていないのに勝手にボリュームが上がったり下がったりしました。
それこそ、数メートル離れているところから見ていてもそういう状態だったので、ポルターガイスト並み。
タッチパネルも、反応しない部分と触っていないのに勝手に反応する部分があり、使っていると勝手にいろんな画面になるしタップしたいところはタップできないしで気持ち悪かったです。
ここでやっと電源を落とし、対処法をパソコンで調べ始めました。
遅いです!(笑)
4.SIMカードを抜く
調べた対処法でSIMカードを抜くように書いてあったので、ようやくSIMカードを抜きました。
このとき、iphone6sからはどこからともなくちらほら水が出ていました。
5.ジップロックにお米とともに入れて1日放置
乾燥させるためにジップロックにiphone6sを入れ、乾燥材は持っていなかったのでお米1カップを入れて1日放置しました。
乾燥時間もサイトによってさまざまで、1日って書いてあったり4~5日って書いてあったり。。。
なので、とりあえず乾燥時間は24時間を目安にしてみることにしました。
6.その間、古いiphoneにSIMを差し込んで使用
幸いにも昔使用していたiphoneがあったので、それにSIMを差し込んで使用していました。
古いからか反応遅くてイライラしていましたが、ないよりはマシ!でしたね。
固定電話を取り付けていない我が家でしたから。
子供に何かあって幼稚園から電話がかかってくるなどがあってもスマホがなければ連絡が取れません。
iphone6s水没後の対処、結果は・・・
iphone6s水没後対処の結果
- 勝手に電源が入る
- 勝手にボリュームボタンが操作される
お米1カップと一緒にジップロックに入れていたiphone6sを24時間後に取り出してみると、勝手に電源が入っていました。
スリープボタンが勝手に操作される症状が出てたから、まあそうでしょうね。
電源切ってたの意味ないじゃん。。。
電源OFFは指をスライドさせないとできないから、勝手に電源が入ることはあっても切れることはなかったようです(涙)
その症状はジップロックから取り出した後も続いており、スリープボタンは押しても反応がないくせに触っていないときに勝手に操作される状態でした。
さらに、勝手にボリュームボタンが常時操作されるようになりました。
常に画面の真ん中に音量バーが表示されていたので、それはもう邪魔で邪魔で。。。
勝手にタップされたりタップが効かなかったりということはなくなりましたが、ボリュームボタンとスリープボタンに問題ありでした。
iphone6s水没4日後に突如復活した!
「やっぱりもうダメだな。そんなにうまくいかないよな」
と、諦めて引き出しに入れて放置し続け、新しいiphoneを買うか修理に出すか検討していると、突如復活を遂げました。
水没4日後、何の気なしに触ってみたところ、スリープボタンもボリュームボタンも正常となり、不具合はなくなっていました。
SIM差し込んでも普通に使えるようなので、様子をみることにして今に至りますが、今のところ後遺症はありません。
乾燥に4~5日かかる説が正しかったのか・・・?
iphone6s水没後は復活しても注意が必要
水没後のスマホ注意事項
- 劣化が早くなる
- 早めの機種変更が吉
奇跡的に復活を遂げた私のiphone6sですが、一度水没すると内部の劣化が激しくなるので長くは使えないそうです。
いつ不具合が起こるかわかりません。
なので、水没後に復活したとしても早めに買い替えを検討した方が良いでしょう。
まとめ
iphone6sなどといったスマホが水没した際でも、すぐに諦めるのは早いです。
本体やSIMカードの水気を拭き取って乾燥させるなどの対処法を試し、できることなら4~5日様子を見てみましょう。
私のiphone6sのように復活してくれる可能性もあります。
ただし、一度水没してしまうと劣化が早くなるので長く使用することはできません。
うまく内部の水が取り除けて復活したとしても、早めに機種変更することを検討しましょう。