住まいのコラム

NA-FA120V1をレビュー!業界初温水洗浄機能付き洗濯機のメリット・デメリット

引っ越しを機に新しい洗濯機を買い、PanasonicのNA-FA120V1が我が家にやってきました!

この洗濯機は業界初、縦型洗濯機で温水洗浄できる機能を持っている機種です。

その機能はいかに?

汚れ落ちはどう?

などなど、気になるポイントをレビューします。

 

【NA-FA120V1のレビュー】Panasonicの洗濯機NA-FA120V1の概要

【NA-FA120V1のレビュー】Panasonicの洗濯機NA-FA120V1の概要

NA-FA120V1概要

  • 縦型洗濯機
  • 12kgタイプ
  • 特徴:温水洗浄対応・泡洗浄
  • カラー展開:ホワイト・シルバー
  • 価格:¥129,600(税込)※ヤマダ電機にて

 

NA-FA120V1はPanasonicの縦型洗濯機で、業界最大の12kgタイプです。

特徴は温水洗浄と泡洗浄

温水洗浄のコースは、水道水を入れても洗濯槽内で温水にして洗ってくれるという優れものです。

また、洗剤が泡立ててから投入される泡洗浄機能が搭載されているので、洗剤が洗濯物に早く行き届き、汚れによく馴染んでキレイになるんだとか。

ホワイトとシルバーの2色展開で、最近の家電のなかでは無難なカラーバリエーションです。

私としては、シャンパンとかもっとおしゃれなカラーが欲しかったところ。

価格はヤマダ電機で税込み¥129,600でした。

さすが業界最大クラスの12kgタイプ。

縦型洗濯機なのに10万円をこえてきましたよー!

 

NA-FA120V1をレビュー【洗濯機を選ぶ際の我が家のポイント】

NA-FA120V1をレビュー【洗濯機を選ぶ際の我が家のポイント】

NA-FA120V1を選んだ基準

  • 10kg以上
  • 汚れ落ち重視の縦型洗濯機
  • 洗い重視のメーカー

 

さて、我が家がなんで数ある洗濯機のなかでなぜPanasonicのNA-FA120V1を選んだかというと、洗い重視である洗濯機だからです!

まぁ、子供が3人いてそれぞれ汚れものが多いので、10kg以上であることと汚れ落ちがいい縦型洗濯機であることは必須条件でしたが、それ以外に節水はどうでもいいからとにかく汚れを落としてくれるものを選びました。

前モデルは節水重視の日立ビートウォッシュBW-T803で、うまく使いこなせず満足のいく洗濯ができなかったので。。。

ヤマダ電機の店員さんに聞いたら、洗い重視ならPanasonicがおすすめだそうです。

そしたら、業界初の温水洗浄できる機種だというではありませんか。

ほぼ即決しましたよ。業界初とかそういうフレーズに弱い。。。

 

NA-FA120V1レビュー【メリット】

NA-FA120V1レビュー【メリット】

NA-FA120V1おすすめポイント

  • 汚れ落ちは縦型洗濯機業界トップクラス
  • 風呂水給水が早い
  • 容量が大きいから家族4人分が1日1回で余裕
  • 洗浄コースが豊富
  • 洗濯物が絡まず投入口も大きいので取り出しやすい

 

さて、業界初の温水洗浄できる縦型洗濯機、Panasonic NA-FA120V1を使ってみてよかったポイントを紹介しますよ。

一言でいうと、ずばり、気に入っています!!

 

汚れ落ちは縦型洗濯機業界トップクラス

汚れ落ちは縦型洗濯機業界トップクラス

一番満足している点は、汚れ落ちがとてもいいことです。

温水洗浄しなくても、通常運転で汚れ落ちは業界トップクラスといってもいいと思います。

もちろん、私の個人的見解です。

長男と次男が毎日幼稚園で汚してくる体操服がキレイになる・・・!

 

風呂水給水が早い

風呂水給水が早い以前使っていた日立のビートウォッシュは、風呂水給水をすると最高水位での洗濯機稼働時間が1時間くらいでした。

しかし、NA-FA120V1は水道水で洗うときと変わらない時間で洗濯できます

 

容量が大きいから家族4人分が1日1回で余裕

容量が大きいから家族4人分が1日1回で余裕12kgタイプは、さすが業界最大クラスだけあってたくさん入ります

前は8kgタイプでしたが、何枚も着る冬は衣類が分厚いのもあって、1回では家族全員分の洗濯物が洗濯機に入りきりませんでした。

1日2回洗濯してましたからね。

NA-FA120V1は毎日の洗濯が家族全員分1回で余裕だし、布団カバーや敷パッドなどを洗うときもたくさん入るから洗濯の回数は劇的に減っています

洗濯の回数が減れば使う洗剤類も水も電気代も減るから、節約にも繋がっているはず・・・

そして、糸くずフィルターも大きいのでゴミをいっぱいキャッチしてくれるし少々取り忘れてもあまり影響はない気がします。

 

洗浄コースが豊富

洗浄コースが豊富NA-FA120V1の洗浄コースは、どの洗濯機にも標準搭載されているおまかせやスピードコースのほか、大水流シャワーで洗い上げるパワフル滝洗い水温を40度まで上げて洗うにおいスッキリコース、つけおきやフレグランスなど多彩で、もちろん毛布コースやおうちクリーニングなども。

汚れ具合などに合わせて洗濯の仕方が選べるのは、すごく嬉しいポイントです。

特にパワフル滝洗いは、子供の食べこぼしや泥遊びなど、汚れが酷いときに使うと見違える仕上がりになります。

通常洗浄よりも水を多めに使うみたいなので、ケチな私は頑固な汚れのときしか使いません(笑)

 

洗濯物が絡まず投入口も大きいので取り出しやすい

ビートウォッシュは洗濯物がすごく絡まる機種だったので、洗濯後に洗濯物を取り出すのにすごく苦労していました。

バスタオルなんて引きちぎれるんじゃないかっていうくらい、いろんなものを巻き付けていましたから。

でも、NA-FA120V1は「からみほぐし」機能が搭載されており、脱水後に洗濯物をほぐしてくれるので、洗濯物が全然絡まず取り出しやすさが半端ないです。

投入口も大型なので、洗濯物は入れやすく取り出しやすいというストレスフリーな洗濯機です。

 

NA-FA120V1レビュー【デメリット】

NA-FA120V1レビュー【デメリット】

NA-FA120V1注意ポイント

  • 少量の洗濯はもったいない気がする
  • 操作音と終了音がうるさい
  • 運転中はふたがロックされて一時停止しないと開けられない
  • 温水洗浄はやたらと時間がかかる

 

NA-FA120V1はこれまでの人生で使ってきた洗濯機のなかで一番気に入っている機種ですが、数か月間使うと気になる点が出てきました。

 

少量の洗濯はもったいない気がする

大容量12kgタイプならではのデメリットですが、洗濯物が少量だと洗濯するのがもったいない気がしてできません。

ドライマークの汚れものを洗うときによく感じることで、必要になるから洗っておきたいけど少量だから気が引ける・・・といったことがあります。

大きくて広い洗濯槽のなかに申し訳程度の洗濯物が入っているのを見ると、なんだかすごくもったいない気持ちになります(笑)

 

操作音や終了音の音量調節ができない

ボタンを押すときになる「ピッ」という操作音と洗濯終了時に流れる「ピーピーピー」という終了音は、音量調節ができません

以前使っていたビートウォッシュは音量調節もできて音消しもできたはずなので、そのつもりでいましたがこの機種はできないみたいです!

終了音だけは音消しならできますが、その音消したらいつ終わったかわからないし!

消すならボタンの操作音にしてくれよ。

まぁ、音の感じ方はそれぞれだと思いますが、ちょっと操作音やら終了音がうるさい気がするので、気になる人はストレスかもしれません。

 

稼働中はふたがロックされて一時停止しないと開けられない

稼働中はふたがロックされて一時停止しないと開けられない

洗濯機稼働中はどのコースもどの工程もふたがロックされるので、再び開けたい場合は一時停止させてからじゃないと開きません

最近の洗濯機は事故防止などのため、すべてそういう仕様になっているそうです。

なので、入れ忘れた洗濯物を入れる際もぽいぽい!とはいかず、一時停止ボタンを押してふたロックが解除されてからふたを開けて追加の洗濯物を投入しスタートボタンで再稼働するという一連の流れが必要です。

ビートウォッシュは、洗いの工程に限り、ふたをロックするかロックしないかを設定できた気がします。

「あ!入れ忘れてた!」が割と多い私にとって、洗いの工程でふたがロックされるのは不便です。

すすぎの工程までいっちゃったら追加で入れるのは諦めるからロックなりなんなりしてもらって全然いいんだけど。。。

 

温水洗浄はやたらと時間とお金がかかる

温水洗浄はやたらと時間とお金がかかる業界初の温水洗浄ができる縦型洗濯機NA-FA120V1ですが、搭載されている温水専用ヒーターで洗剤を温めることで水をお湯にして洗濯するという仕組みです。

そうすることで、洗剤中の酵素が活性化して浸透力がアップし、黄ばみやニオイを落とすほどの洗浄力になるんだとか。

えー、率直に言います。

洗濯時間が長すぎて使いにくいです!

最低水量の30Lでも104分ですよ。。。

洗剤液を温めるのに時間がかかるから仕方ないんだろうけど、104分は普段使いするにはあまりにも非現実的

そして、電気代が1回につき30~40円、あるいはそれ以上アップするんだそうです。

毎日使うと900円~1,200円、あるいはそれ以上毎月の電気代が上乗せされるということ。

はい、無理―。

よっぽどの頑固汚れのとき以外は使う気になれないです。

 

NA-FA120V1レビュー後は購入のポイントをチェック

購入のポイント

  • 価格コムで最安値をチェック
  • 実店舗がおすすめだけど置いていない可能性も
  • 保証期間は5年、配送料や設置場所等のサイズも要注意
  • 似たモデルNA-FW120V1との比較

 

Panasonicの洗濯機NA-FA120V1のメリットデメリットを紹介しましたが、購入意欲が湧いてきたあなたのためにNA-FA120V1を購入する際のポイントを紹介します。

大型家電は値段もさることながら、長く使うから保証にも気を付けたいし、大きいがゆえに配送などもチェックしたいところです。

 

価格.comで最安値をチェック

洗濯機に限らず、家電を購入する前に必ずやって欲しいことは、価格.comのチェックです。

ユーザーのリアルな口コミも見られるので、とても参考になります。

そのなかでも一番注目して欲しいのは、やっぱり価格です。

最安値を知っておけばショップ選びもしやすくなり、無駄に高いショップで買わずに済みます。

 

実店舗がおすすめだけど置いていない可能性も

大型家電は保証期間や配送、設置場所などに関して対人で相談できたりするショップが良いので、購入は実店舗を強くおすすめしたいところです。

ネットショップよりも高い可能性がありますが、価格.comでチェックした最安値をもって価格交渉すれば、安く手に入れられるかもしれません。

しかし、NA-FA120V1はNA-FA120V2という洗濯機の旧モデルなので、最新機器を並べる実店舗には置いていない可能性があります。

そういう場合はネットでの購入となりますが、保証や配送で追加料金が発生するショップもあるので自分でよく調べる必要があります

 

保証期間は5年、配送料や設置場所等のサイズも要注意

保証期間は5年、配送料や設置場所等のサイズも要注意最近の洗濯機の寿命は約7年と言われているので、保証期間は5年欲しいところです。

メーカー保証は1年なので、延長保証に対応しているショップを選びましょう。

縦型洗濯機は釣り作業が必要なケースは少なめですが、エレベーターがないアパートなどは通常配送に加えて追加料金が発生することがあります。

また、NA-FA120V1は最大容量でサイズも大きいので、設置場所のサイズが合わない、設置場所のサイズはぴったりでも入り口が通らない、といったことも考えられます。

配送やもろもろのサイズに関して調べて、念入りに準備を整えましょう。

 

似たモデルNA-FW120V1との比較

似たモデルNA-FW120V1との比較

  NA-FA120V1 NA-FW120V1
カラー展開 シルバー、ホワイト ホワイト
乾燥機能 送風式 ヒーターセンサー式
ダニバスターコース ×
槽乾燥
エコナビ △’(水温のみ) 〇(水温・衣類の質)
価格.com最安値(2019年5月現在) ¥115,500 ¥151,000

NA-FA120V1と似たモデルとしてNA-FW120V1があります。

大きな違いは、NA-FA120V1が全自動洗濯機なのに対し、NA-FW120V1は洗濯乾燥機であり、ヒーターセンサー式で乾燥機能の性能が高いということですね。

NA-FA120V1も一応送風機能がついていますが、送風は脱水の延長のような感じでからっと衣類の乾燥をしてくれるわけではありません。

また、NA-FW120V1はダニバスターコースといって洗濯前に温風によってダニを洗濯物から引き剥がして洗い流してくれる機能があります。

ヒーターセンサー式乾燥ならではの機能ですね。

それに伴い、槽乾燥も槽の裏側まで湿気を取り除いてくれるので、カビの発生などを防いでくれます。

NA-FA120V1は槽乾燥も送風で行うので、気持ち乾きますよ程度

さらに、水温などをセンサーで検知して最適な稼働になるよう自動制御することで消費電力を抑えるエコナビ機能ですが、NA-FA120V1は水温のみが検知されるのに対し、NA-FW120V1は水温に加えて衣類の質も検知してエコナビ運転してくれます

全体的にはNA-FW120V1のほうが優秀ですが、その分価格がNA-FA120V1よりも高くなっています

それでも、乾燥機能が欲しい人はNA-FW120V1がおすすめです。

 

NA- FA120V1をビートウォッシュBW-T803と比べてみた

  NA-FA120V1 ビートウォッシュBW-T803
洗浄力
温水洗浄 ×
洗濯後の仕上がり ×(ゴミがつく)
ふたロック解除設定 × 〇(洗い工程のみ)
操作音・終了音の音量設定 ×
節水
風呂水給水設定時稼働時間 〇(標準時と変わらない) ×(約60分)
価格 ×(¥120,000※5年保証付) 〇(¥70,000※保証なし(メーカー保証1年のみ)
総合

NA-FA120V1を以前使っていたビートウォッシュBW-T803と比較してみました。

メーカーも容量も違うので比較対象にならなさそうですが、ぜひとも比べて欲しい項目を表にしました。

洗浄力や洗濯後の仕上がりなど、洗濯機能についてはNA-FA120V1の圧勝ですが、ふたロックとか音のボリュームとか、細かい設定ができるのはビートウォッシュBW-T803が良かったかなといった印象です。

まぁ、ビートウォッシュBW-T803は洗濯後の衣類にゴミが付着するので仕上がりとしては最悪だし、総合的に見てもNA-FA120V1に軍配ですけどね。

ビートウォッシュBW-T803についてのレビューはこちら↓

 

NA-FA120V1の全体評価(★★★★★)

NA-FA120V1の全体評価(★★★★★)NA-FA120V1は私史上最高の洗濯機で、ストレスなく毎日の洗濯ができています。

いっぱい入るし汚れ落ちはいいし、洗濯物が絡まないから干しやすい!

コースが多彩なのも本当に魅力です。

温水洗浄は時間や水道料が標準洗浄よりもかかるので普段使いには向きませんが、汚れが酷くても温水洗浄で洗えるという安心感から少々の汚れには寛大でいられます。

子供が好き放題泥だらけになっても、激しく食べこぼしても余裕。

NA-FA120V1がキレイにしてくれるから。

“いっぱい洗濯できるからいっぱい着替えていいよー”なスタンスでいられます

何より、ビートウォッシュみたいに洗濯した洗濯物にゴミがつかないのが本当に嬉しい・・・!

ビートウォッシュからの買い替えにも適している機種かもしれません。

12kgタイプまで大きくなくても、NA-FAシリーズはいいのではないかという印象です。

ビートウォッシュで洗濯物にゴミがつく問題対策方法はこちら↓

 

まとめ

PanasonicのNA-FA120V1は業界初、縦型洗濯機で温水洗浄に対応した機種で、以前ビートウォッシュBW-T803を使用してげんなりしていた私を大満足させてくれた洗濯機です。

12kgと最大容量なので価格は10万円以上ですが、汚れ落ちや機能面では文句ありません。

肝心の温水洗浄は結構な所要時間と水量が必要なので普段使い向きではありませんが、搭載されている安心感から汚れものに関して心にゆとりをもって対応できます!

購入は価格.comで最安値や口コミをチェックしてからどこで買うか決めると良いでしょう。

配送や保証などに関して対人で相談できる実店舗での購入がおすすめですが、NA-FA120V1の在庫がないことも考えられるので、そういう場合はネットで買いましょう。

保証期間5年で配送無料に対応しているショップを選び、設置場所や搬入経路のサイズを計り、念入りに準備してから購入しましょう。

 

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