地上げによる土地の売却は存在するか

一昔前のテレビドラマなどでは、ヤクザまがいの人たちがその土地を「地上げ」するという光景が題材として取り上げられることが多かったのですが、現在ではあまりリアリティのある描写ではなくなりました。不動産や土地が一気にその価値を増していた「バブル」時代を象徴する描写であり、現在ではそのバブルもはじけ、ある程度どこの土地の価値も落ち着いたものになっています。急激に変動するようなことはあまりなく、「地上げ」という光景もリアリティを失うことになりました。

 

地上げが成立していたのはその土地の価値が明らかに向上することがわかっていて、それらを二束三文の価格で買い叩き、高い費用で転売するということで大きな利益を得られたからです。実際にそのようなことをビジネスとして展開していた人がいるのかどうかは別として、カタチとしては確かに利益が得られます。ドラマなどではそのために所有者に対して散々な嫌がらせを行うことで売却を促す様子が描かれていました。

 

現代では「情報」が誰でも等しく得ることができます。価値あるものを買い叩かれてしまう、騙されて低い価値で買い取られてしまうということが元々起こり辛い状況になっています。ひとつに所有している土地の価値を見定めるための「査定」がとても身近になっているということ、そしてさまざまな事業者に対して同時にアプローチをかけることができるようになっていることです。

 

自身の資産である土地がどれくらいの金額で売却できるものなのかを、二度、三度と別々の事業者に査定してもらうことが可能になっていますし、取り引きに関する部分の知識もインターネットである程度仕入れることが可能です。ですから、現代においては地上げに負けて売却する、という光景がナンセンスなのです。

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