実際にどれくらいの資産価値があるのか

実際にどれくらいの資産価値があるのか 

売却しようとしている家の資産価値はどれくらいかをあらかじめ知っておくことは大切です。

 

適正な価格を設定しないと、買い手がいつまでたってもつかないという事態になってしまう可能性があります。

 

住宅の価値は新築時が一番高いのですが、人がほんの一瞬でも住んだ瞬間に価値はさがります。

 

住宅市場では中古と判断されてしまうためです。

 

どれくらい下がるかといいますと、新築から中古になった途端に価格が2割ほど下がると言われています。

 

これの理由としては、新築物件として売り出されたときの価格には販売している不動産会社の様々な諸費用や手数料、そして利益など、実際の資産価値としての建物・土地の価値とは関係のない費用が数多く上乗せされています。

 

また、日本では新築物件が好きな人が多いので、多少高くても新築なら売れるため新築であることの価値としてのプラスαの価格までもが上乗せされています。

 

つまり、当初の価格には、以下のような費用が含まれていた、ということをまず理解する必要があります。

 

  • 販売時に貰ったであろうパンフレットやダイレクトメールの費用
  • モデルルームでもらった各種飲み物やお菓子の代金
  • 担当スタッフの人件費など

 

出来るだけ高く売却したい気持ちは理解できますが、きちんと売却するためには現実的な資産価値について理解したうえで、売却時の価格設定を実施する必要があるのだと、覚えておく必要があります。

実際の価格設定はどうすれば良いのか

実際の価格設定はどうすれば良いのか 

では、どのように価格を設定すべきなのでしょうか。

 

住宅の売却では、過去の取引事例との比較によって価格設定されることが多いです。

 

売却しようとしている物件の近くで、また同じような広さ・立地条件の物件が過去にどれくらいの価格で実際に取引されたのかを基準として設定されます。

 

実際に最近3000万円で売れたあの物件と比べて、今回売却しようとしている物件の方が駅に少し近いし間取りも1部屋多いから3300万円に設定というイメージです。

 

実際の価格設定としては、もしお客さんが価格交渉をしてきた場合には、どれくらいまで下げれるかを決めたうえで、当初は値引きされた場合を想定した価格よりも高い値段で売り出されることが多いです。

 

なかなか売れずに、また値引きを要求された場合に、あらかじめ決めておいた値段まで下げることで買い手の方も「値引きしれもらった」という満足感を持った取引ができることになります。

 

ただ、新築からまだ日も浅く、頭金もなしでマンション買ったのに訳あって急に手放さなくてはいけない事態になった場合などローンもまだほとんど残っているので、実際の資産価値よりも高い価格設定で売りに出すことも可能です。

 

もし売れたらラッキーですが、だいたいの場合は売れないことの方が多いと思いますので物件の状態・所在地・条件をきちんと考えたうえで、買い手の納得感のある価格設定を行なう必要があります。