行政処分歴を見よ

行政処分歴を見よ

不動産取引をする場合には不動産会社を利用することになりますが、自分が選んだ会社の実力をあらかじめ知っておくと、トラブル発生リスクを減らすことが出来ます。

 

実力の見極め方の1つの方法として「行政処分歴」を調べる方法があります。

 

行政処分とは、不動産会社がお客さんに伝えておくべき重要・大切な告知をせずにわざと都合の悪い情報を隠したりすることや、不当な手数料を徴収したりしたことが発覚した場合に営業停止処分を受けることです。

 

この行政処分暦は、実は誰でも見ることができます。

 

各都道府県や国土交通省のホームページで公開されているからです。

 

例えば国土交通省のホームページにある「国土交通省ネガティブ情報等検索サイト」では処分年月日、事業者名、都道府県、処分種類などの検索条件を指定のうえ検索することが出来ます。

 

検索結果には行政処分を受けた会社が実名で出てきます。

 

イメージとしては以下の通りです。

 

  • 処分等年月日 20●●年●●月●●日
  • 事業者名 株式会社●●ホーム
  • 本社住所 ●●県●●市
  • 処分等の種類 業務停止
  • 違反行為の概要 ・・・ペット飼育不可でもあるにも関わらず、ペット飼育可である旨説明を行なった・・・

 

自分が取引しようとしている不動産会社が大丈夫か不安に思う場合は調べてみましょう。

免許番号で見分け可能?

免許番号で見分け可能? 

不動産会社は必ず宅地建物取引業の免許番号を持っています。

 

大阪府知事(3)第12312号」というような番号で、各会社の名刺やホームページ、不動産広告や事務所に掲示してあったりします。

 

この免許番号を見ることが不動産業者の実力を見分ける1つの方法だといわれます。

 

番号に記載のあるカッコ内の数値が免許の更新回数を表しており、5年に1回の免許の更新の度に、この数値がカウントアップされます。

 

この回数が多いほどたくさんの免許更新をしている、つまり営業年数が長く実績がある会社なので、実力もあるはずということです。

 

ですが、この判断は間違えています。

 

免許番号の更新回数を見るだけでは、実力は判断できません。

 

というのも、この免許番号はお金を払えば取得することが可能だからです。

 

地方で長年不動産業を営んできた小規模な不動産会社があったとして、この会社を不動産業界に初めて参加しようという大企業が買収した場合は、買収元の古い免許番号をそのまま利用することができます。

 

また、逆に数十年地元に愛されながら続けてきた、実力ある不動産会社が事務所の移転により他の都道府県に移った場合には、更新回数はまた1からスタートとなります。

 

よって、免許番号の更新回数からでは一概に実力を測ることは出来ないことを留意しておきましょう。